間取りを提案する前には必ず敷地調査が必要です。
今回は敷地調査の際に気をつけなければならない3つの注意点をお話します。
- 敷地調査でアポイントを取ろうとしない
- 専属業者に任せっきりにしない
- 調べた内容をまとめてお客様に伝える
敷地調査でアポイントを取ろうとしない
お客様は本当に敷地調査を望んでいるのでしょうか?
実際は敷地調査を自ら希望するお客様は少ないのが現実。
敷地調査をする本来の目的はお客様に良い間取りや間違いのない見積もりを提案する為です。
無料で敷地を調査しますよ~。いかがですか?
敷地調査自体よく分かってないけど、無料ならお願いしようかな
こんな風にお客様が希望してないのに敷地調査でアポイントを取ろうとしていませんか?
順番を間違えないように!
まずは間取りを作成する依頼をいただいて、次に敷地調査のお話をするようにしましょう。
専属業者に任せっきりにしない
大手のメーカーにもなると専属業者が代行して敷地調査をしてくれる会社もありますが、
敷地調査を専属業者に任せっきりにしていませんか?
住宅営業マン自身が直接現地に行き、土地を見るのと見ないのとでは、
お客様に出来る、提案の幅が変わってきます。
専属業者にお願いすると、
敷地の寸法やレベル、上水道・ガスの引き込み位置、電柱や電線の引き込み位置、隣地との高さ
地盤データ、方位、道路の幅や勾配、法的規制など、正確に分かります。
しかし、どうしても自分で現地に行かないと分からない事があります。
それは、朝日はどう入ってくるのか?夜は近隣の電灯は暗くないか?風はどう抜けるか?
隣の家の窓の位置、将来周りに家が建ちそうかなど。
お客様が本当に求めている敷地調査はこのような内容になります。
自分がその土地に住むと思って調査をしましょう。提案を1つ工夫するだけで喜ばれますよ!
調べた内容をまとめてお客様に伝える
敷地調査は調べただけで満足してはいけません。
自分が理解するのは当たり前、お客様にも分かりやすくまとめて報告しましょう。
敷地調査に入る前に「〇日〇時から敷地を見させていただきます」
敷地調査に入った後で「本日敷地を見させていただきました。調査した結果、こんな感じでしたよ」
と調査する前と調査した後でお客様に連絡をすることが大切です。
そして打合せ日までに専属業者による調査以外の所もしっかりとまとめると良いです。
他社がやっていない事をすることで差別化ができ、
お客様にそこまでやってくれるんだ!と思っていただけるようになると契約率が上がります。
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